冬の嵐が来た日とその前後より
ここ最近の天気予報は大騒ぎだった。
私はそんなに関心がなかったのだが、
(街中に住んでいるので、どうあっても大したダメージにはならないため、ほぼほぼ天候に左右されない生活を送っている)
友人ヤマダからわたしのiPhoneに送られてきた天気図を見ると、
冬だというのに珍しく低気圧だかが二つ、くっつきあって等圧線が細かい襞を描いていた。
そして友人ヤマダはわたしにその天気図を説明しながら、『これを俺は台風と呼ぶ』と宣言した。
次の日の朝テレビをつけて見たら、ちょうどヤマダ氏が送って来てくれた予想時刻の屋外の映像が流れていた。
雪が下から上、斜めから上、画面が真っ白になる程縦横無尽に吹き荒ぶいていた。
冬の台風、というから、なにか未知なるものが来訪するのかとハラハラしたのだが、
冬の台風とはなんのことはない、ブリザードだったようだ。
ブリザードなら、理解の範疇だ。
外に出ないよう、ぬくぬくと家の中で温まっていればそのうち過ぎ去る。
追加
オリンピックはカーリング少しとフィギュア少しだけを真剣に見ました。